有限会社佳弥コーポレーション
2023年12月05日
不動産ブログ
一見関係ないと思われる地盤強化工事にも当社は積極的に関わっていっています
建物を建てる敷地内に高低差がある為、L型擁壁で高低差を解消し、少しでも使える土地面積を広げたい
そんな思いに応えるために地盤改良工事を行う事にしました
当社の分譲地でも良く使うL型擁壁、良く使うのは高さが0.7m~1.5m位の物、長さは2mが標準ですので、どの分譲地でもスムースに施工が進んでいきます
ただ今回は高さが2mある擁壁
10tの大きなトラックにも3体ほどしか積んでこられません
今回は19体使うので、10tトラックが7往復。中々大変です
高さ2m×幅2mの擁壁は重さが約2.5tあり、その大きさ、重さ故にいつものように簡単にはいきません
特に重さが曲者で、擁壁自体が自重により沈んでいってしまう(通常は擁壁の下にコンクリート基礎を施工する為、そのような事態を想定しません)事も想定し、カラ松の丸太をいわゆる「杭打ち」し、沈下阻止を徹底することにしました
(松丸太は東京駅前の旧丸ビルの基礎にも使われていた(現物が展示されています)程、信頼性のおけるもので、旧丸ビルを解体した際も腐朽したり、シロアリの被害等は見られなかったそうです)
今回は念には念を入れて擁壁1体に付き、カラ松の3m丸太を6本(打ち過ぎな気もしますが・・・)杭打ちする予定です
その上にコンクリート基礎を打ち、丸太と一体化させた上にL型擁壁を設置します
ただ、そうは言っても自然相手の事なのでこれで万全とは言えないようです
設置後も常に擁壁の変化に注意し、見守っていく事が大切なようです
でも、当社にとってはこれも良い経験
今後、同じことがあった場合にお客様にご提案出来る経験が積めたことに感謝です
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