相続に伴う不動産の事は早めの相談が肝心です
こんな状態の建物は極端ですが、①耕作できなくなってしまった畑、②貸しているけど固定資産税を払ったらほとんど手残りのない駐車場、③空室の方が多い築30年以上のアパートや貸家、④固定資産税が高く手入れの大変な広い庭の親の家等、相続する予定あるいは相続した不動産があるのでしたら注意した方が良いかもしれません。
手遅れは手持ちの現金を減らしてしまいます。
誰しも高齢の親の相続に直面する時は必ずやって来ます。違うのはどんな財産(負債)を親が残していくかの違いです。誰もがうらやむような額の現金を残していってくれるのでしたら相続人の悩みは少ないでしょう。
でも、不動産特に①~④のような不動産がある場合にはすぐに対策をした方が良いかもしれません。相続開始後10カ月でやって来る相続税の支払いは大丈夫でしょうか?もし、親の不動産の評価額を把握していないなら、手遅れにならないように動き出した方が良いかもしれません。
相続があったことを知ってから動き出し始めたのでは、不動産の売却の場合には間に合わない可能性が非常に高いです。特に安中市のようなマーケットが弱い場合には処分に時間が掛かることが予想されます。
専門家ならだれでも大丈夫?
相続に関しては不動産業者を始め、弁護士や司法書士、税理士等が関与します。ただ、各専門家の中でも、「不動産、相続手続き、税務」すべてに精通した信頼のおける専門家は少ないように見受けられます。
実際に私自身が過去お付き合いした専門家の中にも、申告だけならできる、手続きだけならできるという専門家が多くいらっしゃいました。申告、手続きというのはいわば最後の部分です。相続はそれまでの間に、やらなければならないことが山ほどあるのですが、その相談が出来る専門家が少ないのが実情です。
お気軽に声を掛けてください
誰しも死という事からは逃れられないのに、今でなくても大丈夫、もう少ししたら、お金の話はしづらい、家は財産なんてないから大丈夫と、問題を問題として考えづらいのも相続の難しいところです。
まずは一度相談にいらしてみませんか?
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