有限会社佳弥コーポレーション
2024年10月01日
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ヤツらが大量発生中!
ここ1、2か月は何だか伐採のご相談を受けることが多いなと感じていたのですが、その原因がとうとう我が家の庭にもやってきたようです。
その名はアメリカシロヒトリ。聞いたことがある人もいるでしょうか。
胴体が黒くて、全体を白くて長めの毛に覆われたガの幼虫です。
今年はどうしてか大量発生しているようで、普通に歩いているだけでも道端で見かけることができます。
毒針は持っていないため人体への影響は少なく、比較的安全な毛虫です。
比較的安全なのですが頭上から沢山降ってくるとなると、ちょっと嫌だなと思う人もいるのでしょうか。
「市役所から、近所の人からどうにかしてくれと言われた」と仰られる大家さんが多く原因から絶ってしまおうと、弊社へ伐採のご相談という流れだったようです。
調べてみると年に2回発生時期があるらしく、8月から9月は丁度2回目に該当。
この時期の相談が多くなるのにも納得です。
発見、駆除。いずれも早期に!
ではどのように対策していけばいいのでしょうか。
時期としては、目につきやすくなる地面に落ち始めてからの駆除よりも、その前の対策が効果的なのだそう。
アメリカシロヒトリは木の上で糸を吐き、網状の巣を作って集団で過ごします。
成長すると巣網から抜け出してしまうので、巣網の中にまとまっている状態のときに
その部分に袋を被せて剪定して処分する方法や直接薬剤を噴霧する方法をとるのが
大発生を防ぐには効果的だそうです。
あちこちに落っこちている毛虫を一匹ずつ駆除するよりは、まとめて一網打尽にした方が効率的ということなのでしょう。
落葉樹に生息することが多いようですが、我が家ではミモザに巣網が!
被害が広がる前に対策しないとですね…。
早期駆除には早期発見が大切。
皆様も一度ご自宅の庭木を見上げて早期駆除に備えてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
猿橋 佳弥乃
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