有限会社佳弥コーポレーション
2022年09月01日
安中市の最新不動産情報
安中市の農振の除外が下りて来ました
昨年の10月に申請した農業振興地域からの除外申請に対して、農業委員会の許可が徐々に下りてきているようです。太陽光発電が盛んだった頃は2年ほどかかったこともありましたが、今回は1年ほどのようです。
不動産売買の強敵、農振除外
農地を売りたいお客様から声を掛けて頂いた時にまずしなければならないのは、農業振興地域に含まれているか否かを調べることです。お隣の高崎市のように、線引きがされていれば話は早いのですが、安中市は全域未線引き区域です。その為、ご相談の度に市役所の農林課に確認をしています。
結果、白地であれば農地転用許可を取ればすぐにでも建物が建てられる農地、青地であれば農振の除外から始めなければいけませんので最長で1年ちょっとの期間を見なければなりません。その後に、農地転用許可申請も必要です。
しかも除外の難しいところは申請を出してみなければ許可が下りるかどうかが分からないところ。もちろん下りない場合にも行政書士先生の手続費用は掛かってきます。でも、出さなければ絶対に宅地として売ることは出来ないので、まずはやってみないと始まりません。
でも、売る方法もあるんです。条件付きですが・・・
ただ、除外が絶対に下りないところは経験則上ある程度分かります。その場合は費用をかけても無駄なので出さないことをお勧めしています。下りませんから。
そうした土地の場合は農地のままで売るしか方法はありませんが、今の時代農地を売却するのは中々至難の業です。
ただ、安中市の場合には家が付いていれば家と農地を一緒にでしたら売ることが出来ます。農地だけではダメです。必ず家が必要です。家は以前に売ってしまったから今回は農地だけはダメです。
今月はその農地付き住宅の制度を活用して、2件のお引渡しがあります。売主様も農地を一緒に売却することが出来て大変喜ばれています。
不動産の処分は考えているだけでは先に進みません。悩んだら、まずご相談ください。きっとお力になれることと思います。
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