吾妻郡高山村へ杉山を見に行ってきました

現在では住宅展示場にあるメーカーさんで家を建てるのが多くの方が選ぶ方法だと思います。片や素材から自分で選び、自分の理想とする建物を建てる方法もあるのだという事を改めて思い知らされました

当日はお客様、建築士さん、工務店さん、山主さんと私の大所帯で高山村の山へ杉を見に行ってきました


幸いこれ以上ないくらいの秋晴れ


高山村へ向かう道中も安中ではなかなか見ないほどの素晴らしい紅葉を見ることが出来、遠路やってきたご褒美だなと、独り言ちながらルンルン気分で行って参りました


現地に着き、山主さんのお家で淹れたてのおいしい珈琲を頂きながらお話をお伺いしました


その後山主さんの軽トラを先頭に車何台かで近くの山に向かいました


当然その道中も素敵な山里の景観ときれいな紅葉を満喫しながら、少しづつ山の奥へと入っていきました


車をとめ、少し歩くとこんな立派な杉林がありました


林の北側に山主さんの畑があり、杉林のせいで今は午後になると陽があたらないそうです。杉を切ってもらえれば畑に陽が当たるようになるので、山主さんにとっても杉を切ってもらう話は「渡りに船」だったようです


ただ、もし杉の代金が不要だったとしても、伐採費用、道路までの搬出費用、製材所までの運搬費用、製材費用等を積算してみないと費用総額が分からないとの事で、今日のところは解散となりました


通常のプレカットのＫＤ材でももちろん問題がある訳ではありません


でも、出来れば地元の材料を使って自らの理想とする家を建てたいという気持ちも大切にしたい


施主さんとそれを形にする建築士さんのそんな思いをぜひ実現して欲しいと実感した一日でした